購入編(最初の1本目)

 これからウクレレを始めようとする際、最初に悩むのがウクレレの選定ですが、率直に「コンサート・サイズ」のウクレレをお勧め致します。

ウクレレは大まかに、①ソプラノ・サイズ、②コンサート・サイズ、③テナー・サイズと3種類ありますが、大きな違いはフレットの数です。

伴奏中心の演奏であればソプラノ・サイズで十分対応可能ですが、ソロを弾き始めると途端にフレット数が足らなくなって来ますので、

愛着のあるウクレレを長く使う為にも、最初の1本からコンサート・サイズを選ぶ事をお勧め致します。

(ウクレレの材質や音質はお好みで良いと思います)


<ソプラノ・サイズ>

 ボディーはやや小振りで、胴体と12フレットで接続されているものが多いです。

小さくてウクレレのイメージそのものですので、可愛くてGoodなのですが、ソロ弾きを始めると途端にフレット数が足らなくなって来ます。

 

 フレット数の前にぶつかるのが、LOW-Gの壁です。

基本的にウクレレはHigh-Gと言って、4弦も1弦に近い径の弦が貼ってありますが、LOW-Gと言って、4弦に最も太い弦を張る仕様(チューニング)があります。

楽譜はHigh-G用、LOW-G用とそれぞれにあるので、どちらも弾きたい人はもう1本ウクレレが欲しくなります。それが、ウクレレ沼の入り口になります。ようこそ!ウクレレ沼へ!! そして2本目を購入です!

 

 そして次に訪れるのがフレット数の壁です。

そこでコンサート・サイズを買うのですが「大は小を兼ねる」で、コンサート・サイズに慣れてしまうとソプラノの使用頻度が落ちてきます。

そしてその時に気が付きます。最初からコンサート・サイズを買っとけばよかったんじゃねぇ?

そうです、1本目からコンサート・サイズを買っておけばLOW-Gの壁で2本目を買った時点で、コンサート・サイズでHigh-G、LOW-Gの2本持ちになるのです。以上が、1本目からコンサート・サイズをお勧めする理由です。

 

 ここまで散々、コンサート・サイズを推して来ましたが、ソプラノ・サイズの最大の特徴であり利点は、これぞ!ウクレレ!!的な「ウクレレらしいコロコロとした高めで明るい音質」にあると思いますので、アロハ・オエを弾けば気分はハワイな感じです。

実際、店主も長い間、ソプラノ・サイズにお世話になりましたので、上記はあくまでも判断材料の一つとして参考にして頂ければ幸いです。

 

※上記はあくまでも個人的な見解になりますので、異論がおありの方もいらっしゃると思いますがどうか見過ごして頂ければ幸いです。


<コンサート・サイズ>

 ボディーはソプラノ・サイズよりもやや大きめで、胴体と14フレットで接続されているものが多いです。フレット数が全体で18フレット以上あるものが多いので、伴奏中心の演奏から、ソロ弾きまで幅広く対応出来ます。

私が日頃練習をしているソロ曲でも、12フレット、14フレットは頻繁に使いますので、14フレット接続であればオールマイティーに使えます。


<テナー・サイズ>

 ボディーはコンサート・サイズよりも更に少し大きめで、胴体と14フレットで接続されているものが多いですが、稀に15フレットで接続されているものも見かけます。

(掲載の都合上、コンサート・サイズと同程度の大きさまで写真を縮小しています)

フレット数が18フレット以上あるものが多く、写真のウクレレは18フレットになります。

コンサート・サイズと比較して違いがあまり無いように見えますが、大まかに大きな違いは、フレットの間隔と(ネックの長さ)とボディーの大きさです。

 

 使い勝手としては、ソプラノやコンサートに慣れた状態でフレットの間隔が広くなるとやはり違和感を感じますし、暗譜をして体で覚えていると押さえる位置がズレたり、間違えたりします。

当然、慣れてくればそういった事も無くなって来ますし、ソロを弾くようになると使用頻度も格段に増えます。

また、運指が窮屈にならないという利点もあります。

プロの方が使っているウクレレは、テナー・サイズが多いように思いますし実際、高橋先生が使っているのもテナー・サイズです。

 

 音質的には、これぞウクレレと言うウクレレらしいコロコロとした高めの明るい音質からは少し離れた感じのギターライクな太い音にはなりますが、ギターよりかは遥かに小さいですので、もちろんウクレレらしさも残っています。