購入後のお手入れ編

 ウクレレ購入後、使い始める前のお手入れをご紹介致します。

私的には、新たにお迎えしたウクレレを綺麗に長く使う為に、最初にこれだけはやっておきたいお手入れです。

妻や子供からは「使ってどんどん傷とかが増えて年季が入ってくるのがいいんでしょ」と言われますが、ストロークのスクラッチ等でせっかく買ったウクレレが傷だらけになって行くのが耐えられないので、現在は色々試して以下方法に落ち着いています。

 

※ご紹介のお手入れ方法は自己流になりますので正しいとは限りませんが、約15年間で楽器に不具合が生じた実績はまだございません。

 


お手入れ1/指板の清掃

<1-① レモン・オイル>

 指板の清掃には楽器用のレモンオイルを使いますが私的には、容量が多くて安いことから「FERNANDES」のレモン・オイルがお勧めです。使う頻度にもよりますが、趣味で使う程度であれば相当持ちます。

150ml入りで1,000円前後ですが、私は一瓶で10年持ちました。

 

<1-② 弦を緩める>

 だるだるになるまで弦を緩めます

写真は、市販のペグ回しを使って弦を緩めています。

<1-③ 弦を脇によける>

 だるだるになるまで緩めた弦をネックの端に寄せます。

最初に弦交換を行う際は、予め弦を全部取り外した状態で、先に指板の清掃をすると効率が良いです。

<1-④ 清掃>

 少し大きめに切ったボロ布にレモン・オイルを少量染み込ませて指板を1フレット間隔ずつゴシゴシと清掃します。

 

 

ゴシゴシした左半分が汚れていますが、ウクレレによっては濃い茶色になるものもあります。この作業を全部のフレット分繰り返します。

 



お手入れ2/指板の保湿

 

<2-① ボロ布を小さく切る>

 清掃の時よりも小さく切ったボロ布にレモン・オイルを十分染み込ませて、指板を1フレット間隔ずつ撫でるようにオイルを染み込ませて行きます。

 

 

<2-② 保湿>

 レモン・オイルは揮発性が高いので直ぐに染み込んで、作業をしている間でもどんどん乾いて来ます。私の場合は次にいつメンテをするか分かりませんので、オイルを十分に染み込ませて、結構びちゃびちゃに塗ります。塗り終わったら元に戻して完了です。

 

 

 

 


お手入れ3/ペグのギヤに油を注す

<3 ペグのギヤに油を注す>

 ギヤが露出しているギヤ・ペグのギアに油を注します。

私が使用しているのは、100円ショップで売っている機械油です。

粘度が無く、サラサラでサッと染み込んで行きますので、注す量は極少量でいいと思います。

CRC556があれば、それをラップに少量出して、楊枝を使って少量ずつ注すのも良いと思います。


お手入れ4/スクラッチ防止フィルムを貼り付ける

<4-① フィルム>

 ダイソーで売っている写真の液晶保護フィルムを使用します。

液晶保護フィルムですので、糊や粘着剤で付くわけではありませんので、剝がそうと思えば簡単に剝がせます。というか、静電気で乗っているだけの様な感じです。

類似品を貼って、10年以上経っているウクレレもありますが、塗装の変色や変質等は今のところありません。A4サイズで100円ですので、コストパフォーマンスも最高です。私はアコースティック・ギターにも使用しています。

 

<4-② トレース>

 フィルムに型を移して、フィルムを切り抜きますが、左右片側ずつ作業をします。 

先ず、ホールの横にフィルムを乗せ、油性マジックを使ってフィルムの表面(剥離フィルムではない方)にウクレレのボディーラインを写して行きます。

ネックの付け根から始めて、私はホールの中心よりやや下辺りまで線を引きます。フィルムはホールにも少しかかっていますので、ホールにかかっている部分も忘れずにカットするラインを写します。

トレース後のフィルムはこんな感じになりますので、このラインにそってカットします。

<4-③ カットする>

 ラインよりも1mmほど内側をラインに沿ってカットして行きます。 

切れないハサミを使うと、バリになるので、良く切れるハサミを使いましょう。

 

<4-④ 貼り付ける>

 空気を抜きながら慎重に貼ります

同じ作業を反対側も行って完了です。

完成です。

遠目には、フィルムが貼ってあることに気が付かないレベルです。

これで、ストローク時のスクラッチを気にすることなく、気兼ねなくガンガン弾けます。

上手く弾けずに時々、イライラしたりしてもお構いなしです。